iPadのOSが去年秋にiPadOSへと進化してから、これまでは難しかったアレやコレが普通にできるようになり、ビジネス用途の使い勝手が向上した。
自分がいま使っているのはiPad Pro 10.5インチ(第2世代)。名称のとおり画面サイズが10.5インチしかないので、屋外でヘビーな作業が続くときには画面の狭さがネックになるものの、iPad 本体+Smart Keyboradの組み合わせは720g程度しかないので持ち運びの負担は少ない。
ということで、iPad Proをもっと普段のモバイルPC用途として使えないか、打ち合わせ時のメインデバイスとして活用できないかと考え、いろいろアプリや環境を検討中。
Office関連
オフィス関係は、WordとExcel、OneNoteを導入済み。Office 365のアカウントがあるので、10.5インチでも問題なく使える。WordファイルやExcelファイルのやり取りは頻繁にあるので、互換アプリよりはMicrosoftのを使うほうが不安が少ないので。
iPad OSになってから、Split Viewでアプリを複数同時に表示できるようになったので、PCで複数ウインドウを開いての作業とほぼ同じ感覚で使えるようになったのは大きい。
というか、これができるならより大きい画面サイズのiPad Proが欲しくなってしまう。そのぶん重くなるからモバイル用途としてはジレンマだけど。
ノートへの情報集約・管理は、OneNoteのほかにiPad用としてGoodNotesを導入。
アウトライナー
日常生活のメモ書きから仕事のアイディア、ウェブサイトやブログのネタ、記事の構成などは、とにかくアウトライナーにぶち込んでおくと管理が楽だし、関係ないと思っていたもの同士がつながり合って新たなイメージが湧くこともあるので、そんな「なんでも放り込んでおく鍋」代わりに使っている。
MacBookにはTreeというアウトライナーがあるんだけど、いまはクラウドで同期しているほうが便利なのでWorkFlowyをiPadにも導入。
もっとも、WorkFlowyはいつでもどこでも使えてこそなので、自然とiPhoneアプリの利用頻度が一番高い。思いついたとき、すぐ書き留めておけるのは便利。
メール・チャット
メールはiPad標準の「メール」を使っていたんだけど、なんかしっくり来ないのでSparkを試しているところ。
あと仕事でのやり取りでよく使っているので、Charworkのアプリも。
クラウドストレージ
仕事の内容・比率がしだいに変わってきたこともあって、クラウドストレージはDropbox、OneDrive、iCloud、さらにはGoogleDriveが並存している状態。
分かれていると面倒なことも多いので、ここはそろそろ整頓してできるだけ統一させていきたい。ただWindowsはOneDriveだと連携が便利で、MacだともちろんiCloudが便利なので、この辺がどうにも1つに絞るのは難しい。
Lightroom
クラウドで画像が同期されるので便利。PCでも、iPhoneでも、iPadでも、あるいはAndroidでも同じ画像を確認・修正できるので。なんか、便利な世の中になったなぁ。
キーボード
iPad Proを持ち出すなら、キーボードはSmart Keyboardが一番素直だ。
もっとも、打鍵感はやはりMagic Keyboardのほうがしっくり来る。MacやWindows用のキーボードと似た感触だからだけど、最近ちょっと思っているのがiPad Proを持ち出すときに軽量スタンドとMagic Keyboardの組み合わせで行けないかな、ということ。
テンキー付きだとサイズ的に持ち運ぶのは難しいけど、そうなるとテンキー無しのMagic Keyboardまで買うのかという話になってしまうし、重量700g程度で収められるのかも微妙。ということで、これはさすがに躊躇。
打ち合わせの際、iPadだけじゃなくスタンドやキーボードまで取り出してたら、やっぱり、なんだか大事すぎるし。喫茶店で小さな机の上に乗るのか問題もあるし。
WindowsやMacを持ち出したときと同じようなことができる環境まで、あと少し。FTPクライアントとか細かなところはまだ試行錯誤中なので、全体まとまるまでいましばらくかかりそう。もろもろ暫定的。
アデュー。