大阪市東住吉区の長居公園内にある、長居植物園。長居公園は非常に敷地面積が広く、植物園外にも木々や花々が豊富。またランナーや家族連れ憩いの場ともなっている。
公園敷地内には、セレッソ大阪のホームスタジアムであるヤンマースタジアムもある。5万人以上収容できるスタジアムなのに、周囲の公園が広いので小さく見えるほど。
これは公園敷地内の河津桜。河津桜といえば早咲きだけど、今年(2020年)は暖冬だったので他の桜も既につぼみが大きくなっているものもあった。
公園内にある、長居植物園の入口。入園料は大人200円。
植物園を取り巻く公園の敷地も広いけど、入場した後の植物園の敷地もかなり広い。
植物園の中央に大池があり、池を回るかたちで散策ルートが敷かれている。
記事内の写真はすべて2月のものなので、植物園にもっとも花や野鳥が少ない冬の時期。それでも園内を一周すれば、青々とした木々や木漏れ日や、この季節ならではの花木が楽しめる。
冬は日の光が穏やかなぶん、広い植物園内を歩いて回るのは楽。
長居植物園のバラ園の区画は大きいけど、冬場なのでさすがに何も見るものがない。
バラの枝をくぐるゲートも、トゲが囲むばかり。
2月前後に咲く花は、下のサンシュユの他にクリスマスローズ、マンサク、パンジー、ロウバイ、スイセン、ツバキ、そして後で触れる梅など。
散策ルートの途中には小川の流れるエリアも。
木がうっそうと生い茂る場所も多くて、園内は非常に落ち着いた雰囲気。
2月といえば梅。ということで、梅の咲くエリアは雰囲気も華やかで花を観賞する人の数も多め。
花から花へと忙しく飛び回るミツバチ。
青空に梅の花が映える。
赤紫のキンギョソウ。日本だと金魚草という可愛い名前なのに、英語にするとsnapdragon、噛みつき龍という勇ましい名前なのが興味深い。名前によって花の見え方、捉え方も違いそう。
こちらも紫色のチューリップ。チューリップはさすがに時期が早くて、2月に咲いている品種はほとんど無い。
長居植物園の中央、大池にかかる橋。
橋の周囲にはスイセンが群生。梅とともに、こちらも冬が見どころ。
池には白鳥。
ふたたびキンギョソウ。
長居植物園は園内が非常に開放感のある作りになっているので、冬場に来ても薄暗くジメジメした雰囲気がない。さすがに天気の悪い日は別だけど、梅やスイセン、ツバキなど冬ならではの花も多いので、散策も楽しめる。
アデュー。