マイクロフォーサーズのエントリー的なマクロレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro。35mm判換算60mmで、ワーキングディスタンスは「寄りたいだけ寄れ!」的な、影ができても構わなければレンズの先が擦れそうな位置まで寄れるレンズ。
OLYMPUSのM.ZUIKOレンズの中では「PREMIUM」に位置する、ってどのレンズがプレミアムか意識したことないけど。むしろ12-200mmはプレミアムじゃなかったんだ的な。
全長60mmで重量128g、非常に軽量。25mm F1.8とは兄弟のような外観で、25mmを縦に1.5倍くらい伸ばしたような形をしているんだけど、重量は25mm F1.8よりも軽い。
前玉がちょこっとしか覗いていない形状で、フィルター経はØ46mm。被写体まで1cm程度に近づいての接写が可能なので、フィルターは付けておかないと確実に何かがレンズに当たってしまう。
上から覗くと、7枚円形絞りがすぐそばに見える。
OM-D E-M10 MarkIIとの組み合わせはこんな感じ。サイズ的にはほどよいバランス。
60mm相当なので、手で触れられない程度の先にある花を撮る場面では120mm相当の60mm F2.8 Macroのほうが使いやすいと思う。
けどM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroはそのぶん画角が広いので、周囲の風景も含めて撮るのに適している。
ピントの合う範囲がシビアなので、気をつけないと下の写真のように一部以外はボケボケ写真が量産されることに。
少し離れて撮るぶんには、単焦点レンズとしても使いやすいんだけどね。
アデュー。